お知らせInformation
2025年07月30日
令和7年7月階層別ユニットリーダー研修開催について
令和7年7月9日(水)、令和7年度2回目のユニットリーダー研修を開催しました。
今回は「労務管理」についての学びです。
「ユニットリーダーも知っておくべき人事労務」をテーマとし、労働時間・休日・残業の考え方、コミュニケーションの重要性、法令遵守、産前産後期間の働き方への配慮など、ユニットリーダーが日々悩む課題を取り上げました。

今回のテーマは、「労務管理」、労働時間・休日、残業時間の考え方など、ユニットリーダーが労務面について悩んでいる課題について、研修会を実施しました。一人でも多くのユニットリーダーにこのテーマについて学んでいただきたいとの考えから、ユニットリーダー研修では初のテーマとなります。
講師は、よつば会顧問社会保険労務士および法人本部の職員が担当しました。労務については、書籍やインターネットで調べようとすると専門的な用語が多く解釈するのも難しいですが、講師からは、専門的な内容をわかりやすく、丁寧に説明していただきました。

残業時間の考え方については、残業が必要な時は、その日に行わないといけない仕事の緊急性や必要性があるかの判断も重要であり、ユニットの職員をまとめるリーダーの視点からも悩ましい内容です。業務時間外をどのように削減できるか、研修実施後のアンケートでは、「書類のやり方を確認し、効率的にできる方法を考えていく」「業務の分担をしつつ、他のユニットリーダーの話を聞いて、改善できる部分がないかを考える」などの意見があり、時間外の管理について、意欲的な姿勢も見られました。

後半は、「時間外申請書が出された時の対応」「妊娠の報告を受けた場合の声掛けや対応」についてグループワークを行いました。
時間外申請書の内容については、「業務内容を具体的に表記するように伝える」「緊急性・重要性・代替可能性があるか?」、妊娠の報告を受けた場合は、「まずはおめでとうと伝える」「必要な配慮の確認」など、各々の意見について話し合いました。
講師からは、時間外については『公平性』『コミュニケーション』が重要、妊娠報告については『理解と共感』『プライバシーの尊重』『急がすような対応はしない』との説明を受けました。

特別枠として、施設長グループを作りました。さすが管理職!職員の業務に偏りがないか、時間がかかる業務の見直しや職員の配置など、ユニットリーダーからは出なかった意見が出ていました。どのグループも時間ギリギリまで活発な議論が繰り広げられ、今回も大盛況でした。
労務管理は、人材育成や働きやすい職場づくりの土台となる大切な分野です。
「職員定着が法人の発展につながる」という考えのもと、よつば会では、職員同士が学び合い、共に成長しながら、より良い職場づくりを進めています。今後も、現場のリーダーが自信と誇りを持って活躍できるよう、充実した研修を続けてまいります。