かいごBlogBlog

当施設にて、７月と１１月に持ち上げない抱え上げない介護の勉強会を行いました。

今回の勉強会には講師として

ウェル・ネット研究所様と三笑堂様をお招きしました。

車いす⇔ベッドなどへの乗り移りや椅子に座っている人の座り直し、

ベッドで寝ている位置や姿勢を変えたり、圧抜きをしたりなどが

持ち上げたり抱え上げることなく行える道具について

講義と実技練習を行いました。

 

※講義中の様子

 

今回、勉強会で使用した道具は・・・・

 

座った状態で乗り移りが楽に行えるこのような板⇩

 

寝た状態でも乗り移りが安楽に行える板⇩

（左側のスルスル滑るカバーに右側の板状のものを入れて使用）

　　→　　

 

 

グローブ状のスルスル滑るシート⇩

 

シート状のスルスル滑るシート⇩

 

 

これらの使い方のポイントやコツを教えていただき、いざ実技へ！！！

 

下の写真のように、寝ておられる方に対して、

寝ている位置や姿勢を変えるときにシートやグローブを使って、

ご利用者に負担なくスルッと上に移動したり、

横に移動したりできます。

職員が強い力を加える必要もなくなります。

また、車いすに座っている人のお尻の位置がずれて体が傾いていたり、

滑り座りになっていたりする場合にも、

シートを使うことで、持ち上げずに座り直すことができます。

 

そして、一般的な車いす・背もたれを倒せる車いす　⇔　ベッド・寝浴の台などへの乗り移りでは、

乗り移りする場所・物に応じて適切な用具を選択し正しく使用できるよう練習をしました。

 

ご利用者に対し、残っている能力生かしながら安心安全な乗り移りが提供でき、

職員においても腰に負担なくご利用者様のお手伝いが続けていけるように・・・

また、自分たちの技術を向上させるため、

この勉強会の後も日々努力を続けていきます！！！