お知らせInformation
2024年08月23日
令和6年8月 介護初任者研修開催について
よつば会では、介護未経験者や介護経験にブランクがある方を対象とした「介護初任者研修」を2カ月に1度開催しています。8月5日から7日にかけて、令和6年度 第2回介護初任者研修を実施しました。
移動・移乗の介助に関する講義では、スライディングシートやボードなどの福祉用具を活用し、腰痛予防に配慮した研修を行いました。入居者が安全かつ快適に移乗できることが重要です。講師が実演を行った後、受講生同士で移乗の体験を行いました。
感染予防の講義では、まず受講生が手洗いを実施し、その後ブラックライトで手の汚れを確認しました。適切な手洗い方法を学習した後に再度手洗いを行い、正しい手洗いによる汚れの少なさを実感することができました。
食事の介助に関する講義では、受講生同士が車椅子を使用した実技を行い、寝たきりの利用者に対する食事介助の方法を学びました。寝たきりの姿勢では食事をうまく噛めずに飲み込むリスクがありますが、起き上がった姿勢であれば美味しく食べることができます。姿勢の工夫による食べやすさの違いを体験し、姿勢の重要性を再認識しました。
ノーリフトケアの講義では、腰痛予防を考慮しながら、リフターを使って入居者を持ち上げて移動する実技を行いました。講師は入居者が安全で安心して移動できるよう、リフターの操作手順やコツを教え、実技を進めました。
受講生からは以下のような感想が寄せられました。
・移動・移乗の講義について:「スライディングボードの使い方を学び、身体の負担を減らす方法を知ることができて良かった」
・感染予防の講義について:「しっかり手を洗っているつもりでも、実際は菌が取れていないことに驚きました。正しい手洗い方法をしっかりと学びたいと思います」
・食事の介助の講義について:「食事の時間を美味しく楽しんでいただくために、利用者の姿勢に気をつけて食事介助を行いたいと思いました」
・ノーリフトケアの講義について:「ノーリフトケアが介護の質を高めるために非常に重要であることを理解しました。リフターの使い方を覚えて活用したいです」
・3日間の講義全般について:「とても充実した内容で分かりやすく、研修で学んだことを業務に活かしていきたいです」
よつば会では、未経験者やブランクのある方でも安心して現場で働けるよう、今後も充実した研修を提供してまいります。