お知らせInformation

2024年12月23日

第5回法人内留学について

令和6年11月、第5回法人内留学を実施しました!

法人内留学は、職員が他事業所の取り組みを知り、情報を共有し合うことで、

課題解決や新たな発見のきっかけを作る交流の場として、よつば会で行っている取り組みです。
今回は8名の職員が参加し、それぞれ充実した学びを得ることができました。
以下に一部のエピソードをご紹介します!

 

★あすはの原田さんがはなえみに留学しました!!

 

 

あすはの原田さんは、ユニットリーダーとして、ショートステイの業務を効率良く

行うために、はなえみで工夫されている取組や職員間の連携について学びたく

今回留学いたしました。相談員が窓口に立ち、利用者やその家族のニーズを細やかに

把握する仕組みや、ケアマネジャーとの情報共有の工夫を学びました。

 

 

原田さんは、留学を通じて、今後は利用者やそのご家族のニーズを把握し、満足度を

さらに高めるサポートを行いたいと考えています。そのための工夫として、

要望の聞き取りやアンケート調査の実施を検討していると話していました。

 

★はなえみの一瀬さんが萩の里に留学しました!!

 

 

一瀬さんは、萩の里の小規模多機能に留学しました。

留学当日、老上まちづくりセンターで「カフェほっこり」が開催されており、

萩の里の職員や利用者とともに参加し、食事を通じて交流を深めました。

 

 

介護職員として、1日の業務を効率よく進める流れや、職員がいきいきと働ける環境づくり、

そして利用者のニーズの把握について学ぶことを目的に留学に臨みました。

 

 

留学を通じて、利用者一人ひとりの状況に応じた行動や対応を工夫すること、

そして状況に合わせて柔軟に対応する重要性を学びました。

今後は、はなえみで利用者に合ったリハビリやレクリエーションを取り入れ、

より楽しい時間を提供していきたいと話していました。

 

★夕凪の里の井根口と石井さんがゆうすいのさとに留学しました!

 

 

井根口さんと石井さんは、排泄委員として、排泄全般の取り組みや排泄日誌について、

他施設での実践内容を学ぶため、今回ゆうすいのさとに留学しました。

 

 

ゆうすいのさとの施設を見学した後、資料(書面やオムツ類)を用いて、

尿測に関する取り組みの説明を受けました。

 

 

意見交換の中で、夕凪の里では尿測の期間を3日間としているのに対し、ゆうすいでは

10日間とし、できるだけ多くの職員が関わる仕組みであることが分かりました。

今回の留学では、排泄日誌を記録することで、客観的なデータの取得や適切なパッドの

使用に役立てられることを学びました。施設に戻ってからも、適切な排泄用具の選定が

行えているかどうか、アセスメント力の向上を目指して取り組んでいきたいと話していました。

 

 

今回、法人内留学を経験した職員からは、次のような感想が寄せられました。
• 同グループ内の施設を見学することで、距離が近く感じられた。
• 職員同士が交流する機会が少ない中で、このような留学制度を活用して
交流の場が持てて良かった。
• 他施設のケア情報を知ることで、自分の知識や情報量をアップデートできた。
• 留学中、留学先の職員の皆さんに丁寧に対応していただき、とても嬉しかった。
• 留学をした日は1日の時間が短く感じるほど充実していた。
• 留学後も交流した施設と意見交換を続け、互いに成長しながら、
より良いケアに繋げたい。

これらの貴重なご意見をもとに、今後は留学制度の意義や魅力をさらに多くの職員に伝え、

より多くの方に留学を体験していただけるよう努めてまいります。他施設の取り組みや意見を

共有し合い、法人全体のサービス向上に繋げていきたいと思います。

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